松本市梓川の「舟つなぎ桜」です。真光寺からそう遠くない場所。わかりにくいですけれども。
名前の由来は、松本平がかつて湖だった頃はこのあたりが岸辺で、この桜に舟をつなぎとめていたという伝承から。もっとも、樹齢500年とされるこの桜の若かりし時代に松本平が湖だったという事実はありません。
梓川が形成した河岸段丘の最上部であることや、海人族である安曇一族が移り住んだとされる安曇野や(安曇野を含む)松本平は「龍の子太郎」の話の元となった場所でもありますから、湖や海、河川やそれらに関する事物には憧憬に近いものがあるのかもしれませんね〜。
- Gen's Blog: 真光寺のシダレザクラ(2020,04,21)