岸井さんは、2008年まで寝台特急「なは」(新大阪―西鹿児島間)などとして走っていたブルトレのデュエットと2段式のB寝台車の車両が、阿久根で雨ざらしになっているのを知り、1両100万円で買い取った。
今後は車両を塗り直し、傷んだ場所を修理したうえ、トイレ・シャワー棟などを併設した宿泊施設「四国遍路の駅 オハネフの宿なは・瀬戸」として、今秋のオープンを目指す。
宿名に「オハネフ」という言葉が入っているのが良いですね〜。
自分は実家が四国なので、東京に住んでいた時はブルートレイン「瀬戸」で東京〜宇野を何度か利用したことがあります。B寝台で相席になった人と話し込んだ思い出も w
2両のうち1両(オハネフ25―2209)は2人用の個室を備えたDUET(デュエット)と呼ばれる客車で、3両しか製造されなかった珍しい車両。もう1両(オハネフ25―206)は2段ベッドを備えた客車で、2両とも内装のレイアウトは変更せず、当時の雰囲気を味わえるようにする。宿泊施設の名称は、「オハネフの宿」にする予定という。