NASAによれば、2021年6月13日に突如ペイロードコンピューターが停止したとのこと。ペイロードコンピューターとメインコンピューターは定期的にハンドシェイクの送受信を行っていますが、ペイロードコンピューターが停止すると共にこのハンドシェイクの送受信に失敗し、メインコンピューターは自動的にセーフモードに移行しました。
ハッブル宇宙望遠鏡が使えなくなっても、2021年10月31日にはハッブル宇宙望遠鏡の後継機となるジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が打ち上げられる予定となっているので、宇宙からの高精度な天体観測が行えなくなるのはわずか数カ月の間といえます。