2021年7月7日水曜日

ヒキガエルが宝満山山頂に到達

宝満山のヒキガエルは、1合目と2合目の間にある池で卵からかえり、オタマジャクシを経て陸に上がると、無数の群れで一斉に山を登り始める。






宝満山では、5月に大勢のヒキガエルの幼体が一斉に頂上に向かって移動することで知られている。以前から春の目撃情報は寄せられていたが、2016年5月に最初の上陸が確認されて以降、毎年有志による観察が行われている。また、2020年10月にはこの山のヒキガエルが太宰府市の市民遺産に認定されている。 なぜヒキガエルがこのような行動をとるのかは不明






登頂を終えた子ガエルは山のどこかに縄張りをつくり、3年前後で大人になるとみられる。そして下山すると、生まれた池で産卵し、次の子ガエルたちがまた山頂に挑む。