ページ

2021年11月4日木曜日

冷戦時代に自衛隊が想定していた「音威子府の戦い」

音威子府駅のそばにY字路があった。松村さんは「ここは、日本海側の抜海から来る道と、オホーツク海側の浜頓別から来る道がつながる合流地点です。稚内をはさんで東と西にある抜海と浜頓別は、ソ連軍の上陸に適した海岸で、それぞれに上陸した後に進撃すると、ここで合流することになります」と語る。

ソ連軍による北海道上陸は、航空戦や海戦で海空自衛隊が敗北することを意味したため、空自や海自との作戦調整も簡単ではなかった