2022年3月21日月曜日

ウクライナから避難してきた降籏さんが旭川に到着


降籏英捷さん(78)はポーランドを経由して、家族とともに20日に北海道に到着し、出迎えた妹たちと再会を喜び合いました。





ウクライナから車で30時間以上かけ国境を越え、ポーランドに到着した降旗英捷さん(78)。
降旗さんは終戦後、サハリン=元の樺太に取り残された残留日本人なのです。1945年8月、ソ連が当時日本だった樺太南部を占領した時、降旗さんは2才。一家は帰国を認められず、両親は再び日本の地を踏むことができないまま亡くなりました。



兄妹は20年ほど前に日本へ帰国しましたが、英捷さんだけはウクライナにとどまったのです。

そんななか、英捷さんが生活していたのはキエフの西に位置するジトーミル。ロシアによる軍事侵攻で激しい攻撃を受けた都市です。