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2022年10月28日金曜日

ローマの中空十二面体




西暦1-4世紀に石や青銅で作られた各面に大きさの違う穴のある十二面体の人造物である。記録などが残されておらず、用途については不明
ウェールズからスペイン、ハンガリー、イタリア東部までの広範囲で発見され、特にドイツ、フランスで良く見つかり、100個以上発見されている。そのほとんどはガロ・ローマ文化の遺跡(特に寒冷気候の地域)で見つかっている。
大きさは4-11㎝である。中は中空で各面に大きさの違う穴が開いており、各頂点にはボールが付いてる。類似の品として20面体が発見されている。いくつかは銀で装飾されている。