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2023年2月27日月曜日

「海苔」養殖技術の発展に貢献したイギリス人


ドリューはノリの生活史研究において、海岸でノリの糸状体をカキの貝殻の中に発見し、それまで知られていなかったノリが夏をどのように過ごすのかを明らかにした。親交のあった藻類学者、九州大学瀬川宗吉に手紙で知らせ、それをヒントに瀬川や、熊本県水産試験場研究員の太田扶桑男らが研究を進め、1953年頃までに海苔の人工養殖技術を完成させた。