2023年5月31日水曜日

青崩峠トンネル(仮称)が貫通

平成31年4月に掘削を開始しました、長野・静岡県を結ぶ三遠南信自動車道 青崩峠トンネル(仮称)4,998m が、約4年の掘削工事を経て令和5年5月26日 に貫通いたしました。

1980年代よりトンネルを通すことが計画されたものの、地形の厳しさや中央構造帯が通ることによる地盤の脆弱さから断念(中略)トンネル技術の進展などから青崩峠の“正面突破”が改めて判断され、2019年にトンネル掘削がスタートし、4年を経て貫通。

トンネルは国道152号、青崩峠の通行不能区間を解消し、南信濃―水窪間のアクセスを現状の30分から約6分に短縮する。幅員は9・5メートルで、延長が5キロ未満のため、危険物積載車が通行可能な基準も満たしている。

もろい地盤を掘削する難工事で、2019年4月の本坑着工から4年余が経過。
トンネルは地表からの深さ(土被(どかぶ)り)が最大610メートル。