2022年3月31日木曜日

ウクライナのMariupolからの避難


Ukrainian families are taking enormous risks to try to flee Mariupol, traveling through Russian checkpoints — and in some cases land mines — to try to get to safety.




2022年2月24日に始まったロシアによるウクライナ侵攻では、ロシアにとって戦闘上要衝であると思われ、ウクライナ国家親衛隊のアゾフ大隊との戦闘が激化し、同年3月3日までに市内がロシア連邦軍に包囲される事態となった。鉄道が破壊され市外への移動ができなくなったほか、電気や水道の供給も止まった。ショッピングモールで掠奪があったという情報もあり、混乱している模様。

3月9日には、ロシア軍が産婦人科、小児科を有する病院を爆撃、ウクライナ政府は6歳の少女を含む3人が死亡、17人が負傷したと発表した。この病院の爆撃について、ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は「患者はいなかった。病院は長年、ウクライナ軍の極右のネオナチ部隊に占拠されていた」と反論した。

3月16日には市内の劇場が破壊。劇場は避難所として1000人以上の市民おり、多くの犠牲者が出た、ロシア側は攻撃を否定した。

3月21日、国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチはウクライナ南東部マリウポリで民間人死者数が累計で3000人を超えたとする同市幹部の推計を明らかにした。



こうした状況下であっても、高齢者が避難よりも(死を覚悟して)地元に残ることを選択するという話は、こちらの動画でも語られています。