2012年7月24日火曜日

ギターを弾いていると

「弾いている」と表現できるほど上手くないので、「練習している」というほうが適切かもしれませんが、まぁ、とにかくギターをポロンポロンとやっていると、目は楽譜を追っていて、失敗すればその箇所を繰り返し弾き直したりもしているのですが、意識は過去の想い出の中で遊んでいることがよくあるんですよね〜。

その想い出というのも、これまでまったく思い出すことが無かった些末な日常の断片だったりすることが多くて、脳というのはこういうことまでしまってあるものなのかと驚いてしまうこともしばしば。

とは言っても、書きたいのは脳の能力についてではなくて、ギターのこと。ひょっとするとギターって(他の楽器でもそうかもしれませんが)、弾いている人を記憶や空想の世界に誘うような装置としての役割があるのかも、などと少し前から考えてみたりしているわけです。

弾いているのだけれど弾いていることは意識から遠ざかり、いつしか想い出や空想の世界で遊んでいる・・・「ランナーズ・ハイ」の状態にいるランナーの意識に似ているのかも、と思ったり。

他の人にそういう経験があるのかどうか訊いたことがないのですが、どうでしょう? 楽器を演奏する人で、こういう状態を経験したことがある人って多いような気がするのですが。