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2012年9月17日月曜日

中国での反日デモ

尖閣諸島の領有権問題が発端のはずの反日デモですが、こうまで群衆が暴徒化してしまうと、その正体は反日に名を借りた中国政府に対する不満の表れと見たほうがいいようですね〜。

ところで、自分は、日本政府が尖閣諸島を国有化しようという話が具体的になってきた時に、日本政府とアメリカ政府とで意見交換を行い、両者が合意したうえで国有化発表という経緯をたどったのではないかと考えているのですが、どうでしょ〜か?

国有化発表→反日デモ→各地で暴動といった流れは、アメリカとしては想定済みだったハズ。というか、それを期待して、アメリカは日本政府の尖閣諸島国有化を認めたのではないかと思うわけです。さらに言えば、暴動の煽動に、アメリカも一枚噛んでいるよう気がするんですよね〜。

中国国内で暴動が発生することがプラスに働くのは、何よりもアメリカでしょう。中国の経済発展やその他の分野での台頭にもブレーキがかかるでしょうし、中国政府がこの暴動の制御に手を焼くことになれば、北朝鮮だって暴動の発生による内部崩壊の可能性が現実的になってくるわけですし。

この問題に関しては、中国政府や日本政府よりもアメリカ政府の出方に注目したいな、と思っているところです。