「零戦、零戦と騒ぐマニアの大半は、コンプレックスで凝り固まり、何かに誇りを持たないとやっていけない人間です。思考力や技術力を超えた堀越二郎の天才的なひらめきの成果を、愛国心やコンプレックスのはけ口にして欲しくはない。僕は今度の映画で、そういう人々から堀越二郎を取り戻したつもりです」
飛躍するかもしれませんが、なんら日本の文化に寄与もせず知識も持ち合わせていないにもかかわらずまるで日本を代表しているかのごとくに振る舞い、それのみならず他国を卑下して得意がっているような哀れな連中への批判を、この言葉の中にそれとなく含めているのかな、などと思ってみたり。
それしても、こういう記事は「続きを読む」ではなくて全てを公開したほうが、朝日新聞にとってもイメージ的に良いような気がしますけれどもね〜。