長崎県佐世保市のマンションで、県立高校1年の松尾愛和さん(15)を殺害したとして逮捕された同級生の女子生徒(16)が、県警捜査1課の調べに、「ネコを解剖したことがあり、人間でもやってみたかった」という趣旨の供述をしていることが29日、捜査関係者の話で分かった。
この女子生徒からは生命に対しての尊厳が感じられないという印象を受けるのですが、彼女自身が「自分は生きている」という感覚を持てていないのではないでしょうかねぇ。
だからこそ、彼女は生命とか生きる意味を、人間や動物のリアルな身体の中に見つけだそうとしていたのかな、とも思ったり。
「Fate/Zero」というアニメの中に、雨生龍之介という猟奇的な殺人を繰り返すキャラが登場します。この男は狙撃された際に流れ出る自分の血を見てようやく満足して死んでいくのですが、今回の事件でこのシーンのことを思い出してしまいました。