2014年9月28日日曜日

噴火の予知

今回の御嶽山の噴火に関して、予知はできなかったのかということが真っ先に頭に浮かんだわけですが・・・。


山の表面が膨らむといった地下からマグマが上昇してくるようなデータは確認されておらず、北川課長は「地震の回数だけで、噴火の前兆と判断するのは難しい」と、噴火の予知は困難だったとの認識を示した。

 気象庁は、全国に110ある活火山のうち、活動が活発な23火山の一つに御嶽山を選び、監視体制の充実を目指していた。だが、噴火の予兆は捉えられなかった。
噴火は地震と比べると予知しやすいとされるが、過去の噴火で観測されたデータに頼る部分が大きい。
御嶽山は有史以来初となった昭和54年の噴火が起きるまで、噴火の可能性すら認識されず、近年も静穏な状態が続いていた。噴火過程の理解など予知の判断材料は十分でなかったという。
ということで、記録が残っていなかったり少なかったりする山では、観測機器設置等の予算が認められにくいということもあるでしょうし、噴火するかどうかの判断は非常に難しいというのが現状のようですねぇ。