良い記事ですね〜。
そういえば、中学生の時に読んだ北杜夫の『どくとるマンボウ青春記』で、著者が体験した東北大学医学部での解剖実習の様子が描かれていた場面があったように思うのですが、記憶違いかも。
自分も献体について考えたりもしているのですけれども、
最近は登録者数も増加の一途をたどり、実習をすべて献体されたご遺体で行える大学が増えておりますが、全国的にみますと習慣の違いなどで登録者数の少ない大学もあり、一方、登録者数の多い大学では、登録を一時見合わせているところも多くなっております。このように最近は、大学ごとの登録者数のアンバランスが目立つようになってまいりました。
登録者数は1970年代半ばまで1万人台にすぎなかったが、2007年には21万人を突破している。
というような現状のようです。
また、
ほとんどの方々が通常の葬儀(家族葬、密葬、一般葬)を執り行い、その後に献体をしている。
ただ単に葬式代を浮かすためだけの安易な気持ちで献体登録をしている人はほとんどいない。
(登録に至らずとも)安易な気持ちから献体を考える人が、それだけ多いということなのでしょう。
自分は、死や死に伴う悲しみなどの感情に関して割とドライに考えているところがあるのかもしれないのですけれども、自分の遺体が焼却されるだけというのはちょっと惜しいというか・・・役立つところがあるのであれば、有効に使ってもらえればなァと思っています。
そういうわけで、献体とは異なりますが、免許証と一緒に携帯している「臓器提供意思表示カード」でも全ての臓器提供をOKとしています。実行されるかどうかは知る由もありませんけれども。