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2014年11月30日日曜日

新房昭之監督へのインタビュー記事

30代に向けた作品を作るときは、痛い部分をオブラートに包もうと考えます。実際の現実で散々、痛い目にあっているわけで、アニメでそこまで表現しなくてもいいよね、と。ただ逆に小学生に見せるのであれば、痛い部分は痛いものとして見せたいんですよ。殴れば痛いし、刺したら血が出る。そこは隠さずに表現すべきだ、と思っているんですね。首を刎ねられたら、当然、血が出る。君たち、それがどういうことかわかるよね? と。

「君たち、それがどういうことかわかるよね?」というメッセージを多少は込めているとすれば、アニメを観る子供がフィクションと現実を区別できないまま成長するかもしれないという恐れや危機感みたいなものが制作現場にはあるということなのでしょうかねぇ。

そうそう、こちらの放送が楽しみ。