2015年6月17日水曜日

「響け!ユーフォニアム」第11話


オーディションのやり方があまりに普通すぎて拍子抜けしました w 生徒には目を瞑らせるとか後ろを向かせるなどといった方法をとるものと思っていたのですけれども。

このヒネリのないオーディション方法と、態度を示さなかった生徒が多くいたこと、滝昇が中世古香織にソロパートへの適不適を問うたことなどを合わせて考えると、このオーディションが、所詮は上手い奏者を選ぶという純粋な目的からではなく、高坂麗奈への日頃の反感とあらぬ噂話に由来したレベルの低い、いわばうっぷんばらしから生まれた残念なイベントだということを、滝昇が生徒たちに改めて突きつけたということなのかな、とも思います。

気になったのは、小笠原晴香が中世古香織を推したという点。 部長という立場でありながらも、彼女の中には全国を目指すという目標に徹しきれない部分があるのかもしれませんね〜。

飛躍しますが、プロではなくて、あくまでも教育プログラムの一環としての部活ですから、3年生に花を持たせるという方針や伝統があっても良いと思います。ただ、その場合、部がまともに運営されていればいるほど、3年生の責任は大きくなるばかりでしょうけれど。それに、プロを目指すような子は、もっと大局的な観点で活躍の場を探すことができるでしょうし。

最後に吉川優子ですが、暴走はしてしまいましたけれども、その気持ちの一途さにおいて、オーディションに際し態度を明らかにしなかった他の生徒たちよりも救いどころがあるような気がしますね〜。まぁ、その一途さが、タテマエとしては義理人情を行動規範とするアッチ系の人たちと似通っているようでもあって怖くもありますが w



追記