この時、頭には鞍馬天狗頭巾とかイカ頭巾などと呼ばれる頭巾を被っていて、これは「宗十郎頭巾」というのが正式?名称のようです。
で、この頭巾なのですが、構造がわからないんですよね〜。
ネットでざっと調べただけですが、一枚の布でできているというわけではなさそうです。
形状は宗匠頭巾のように1枚の布で頭部を覆うものだが、「錣」(しころ)という額の上に大きな菱形の飾り布がついているのが特徴である。
当時チャンバラ遊びで正義の味方といえば鞍馬天狗だった。その鞍馬天狗に扮するために、子供たちは風呂敷を使って宗十郎頭巾をこしらえたが、どうしてもうまく出来ないのが錣だった。宗十郎頭巾は1枚の布でできているわけではなく、錣の部分は別に縫い合わせてある。したがってこれを1枚の風呂敷で真似るというのはそもそも無理な話で、逆に泥棒の頬っ被りのようなものになってしまうのが常だった。
ということは、帽子のように最初から完成形の形で販売されていた(されている)ということなのでしょうか?
そして、「錣」が縫い合わせてあるとしても、横や後ろの処理がどうなっているのかなどなどわからないことだらけ。実物を見てみたいものです w