2018年11月24日土曜日

長谷川和夫氏が語る認知症

話をするときには、こちらから何か話しかけるのではなく、相手が話し始めるのを待って、何を欲しているのか、耳を傾けるのが原則です。(中略)こちらが先に違う話を始めてしまうと、それに一生懸命答えようとして、自分が言おうとしていることを忘れてしまう。認知症の人は、頭のスイッチの切り替えがスムーズにできないのです。

だから、何か言いたいことがあるんじゃないかな、というときは「どうしたの?」「何がしたいの?」と問いかける。これで良いのです。

引用箇所は3ページ目です。

自身が置かれた状況を冷静かつ客観的に分析できるというのは、凄いことだなァと思います。

2年前にくも膜下出血を発症した母は、ゆっくりと認知症が進行しているようなので、これからは認知症についてもいろいろと勉強しないと。

最後に紹介されている家族のように、母と会っている時は楽しい会話をすることを心がけたいものです。