2018年12月16日日曜日

廃仏毀釈

当時の全国にあった寺院の約半数が廃寺と化し、途方もない数の文化財が廃棄・破壊され、果ては売買されたと伝えられているが、今もなおその正確な実態は掴めていない。
近代日本の夜明けを告げた明治政府は、「ターリバーン」など比較にならない規模の「ヴァンダリズム」(文化破壊運動)を容認していたことを、日本人として記憶に留めておくべきだろう。

引用箇所は2ページ目です。

義務教育の日本史の授業では明治以降の出来事はサラッと触れられるだけということもあって、廃仏毀釈という言葉は知っていても、その実態がこれほど苛烈なものだったとは思いもしませんでした。