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2020年12月7日月曜日

中学一年生が歌う「イヨマンテの夜」

 

元々はNHKのラジオドラマ『鐘の鳴る丘』の劇中の山男をテーマとして、生放送の中、古関がハモンドオルガンで即興的に演奏した曲だった。山男が「アーアー」と口ずさむだけのメロディだったが、たまたま番組を聴いていた伊藤が、曲を気に入り採譜。菊田と古関もこれを気に入り、ひとつの作品として残すことになった。改めて古関が作曲、ドラマの脚本を書いた菊田が当時、アイヌの作品を手がけていたため、アイヌ的な単語を当てはめた歌詞を加え、1950年 1月にレコード発売された。