2021年1月15日金曜日

リモート葬儀について

リモート葬儀それ自体に否はありません。そんなもので台無しになるのが仏の教えならば、仏法は2500年も受け継がれたりなどしません。

死者の元に集い、故人の人生の意味、人の生き死にの重さや儚さ、そしていつかは同じように必ず死んでゆく私たちの進むべき道や生き方について、死者の姿に「問い」・「訪ねる」こと。

これが本来の葬儀のあるべき形であります。

本当に故人の死や一生を受け止めようとする心に、現地もリモートも関係ありません。むしろ、「葬儀らしいことをやった気になりたいだけ」の方が、よほど問題です。