全身に泥を塗った厄払いの神が集落を歩き回って人々に泥をなすりつける、沖縄県宮古島の伝統行事「パーントゥ」が3年ぶりに行われました。
— NHKニュース (@nhk_news) October 6, 2022
「パーントゥ」は鬼や妖怪を表す宮古島の方言で、悪霊を追い払い無病息災をもたらす神とされています。https://t.co/BXMXQcPzAU#nhk_video pic.twitter.com/TXxWXYPiUu
パーントゥは、沖縄県宮古島市の宮古島で行われる厄払いの伝統行事。仮面をつけた来訪神パーントゥが集落を回って厄をはらう。平良島尻と上野野原の2地区で行われているが、両地区で内容は異なっている。
「パーントゥ」は、お化けや鬼神を意味する。宮古島の歴史について書かれた『宮古島庶民史』(稲村賢敷、1948年)には、「パーン(食む)+ピトゥ(人)」が訛化した言葉であるという説が述べられている。
興味本位でこの行事に参加する観光客による苦情が問題となっている。女性観光客からの「服が汚された」「抱きつかれた」などで、最近では泥を塗りつけられたことに激怒した男性の観光客がパーントゥを暴行する事件も発生している。
- Gen's Blog: 『ニッポンありゃまあお祭り紀行』読了(2017,11,26)