外に敵をつくって支持を固めるのは、運動家の常套手段。政府や政党がそれをやるべきではない。
右でも左でも、同じ考えの人が集まると暴走する。批判は排除され、過激なことを言う人が支持を集めます。
自信を持てない人たちは、国家が強くなれば自分たちも強くなるような錯覚を抱いている。(中略)政治家は、そういう国民受けを狙って、強い言葉で隣国や外国人を非難するようなことを言えば愛国者として支持されると思っている。お互いの相乗効果で、憎悪にまみれた偽物の愛国心が幅をきかせているのが現状ではないでしょうか。
- 日刊ゲンダイ: 鈴木邦男氏が明言 「私は愛国者」と声高に言う人は偽物(2018,05,14)
- Gen's Blog: 鈴木邦男さん、死去(2023,01,27)