2013年に廃止されてしまった成田国際空港内軌道。第2ターミナル は1992年12月6日に供用開始され、本館とサテライトに分かれる。両館の連絡は無料の新交通システム。日本の鉄道事業法や軌道法上の鉄道や軌道には含まれない。厳密には水平式エレベーター扱い。 pic.twitter.com/aTF2ESRDqz
— 歩鉄の達人 (@hotetunotatujin) November 19, 2023
成田国際空港で1992年(平成4年)から2013年(平成25年)まで運用されていた空気浮上式移動システム
ハードウェアは日本オーチス・エレベータ製のオーチス・ホバーである。本方式を用いた移動システムは、日本全国で唯一のものであった。
各シャトルに車輪はなく、代わりにエアーパッドの孔から噴出される圧縮空気により約0.1mm浮上させて摩擦をなくす空気浮上方式が採られた。車両の水平移動は直径26mmワイヤーによる牽引によって行われ、巻き上げ機は本館側の乗降場裏に設置されていた。