2012年7月31日火曜日

「氷菓」第15話 覚え書き 6 十文字

犯行声明文に記された「十文字」が姓の意味ではなく「10文字」だということは、第15話で折木奉太郎が指摘しましたが、そのあとすぐに「10文字目」という意味になってしまったのは急ぎ過ぎているように思うんですよね〜。もう少し「10文字」にこだわっても良いような。


先に書いたように、10文字で出てくる言葉として自分が思いついたのは、

  • KANYA FESTA
だけだったのですが、こういうのはどうでしょう?

  • TOMOE OREKI あるいは、OREKI TOMOE

折木奉太郎の姉の折木供恵のことです。



そして、折木供恵が出てくると気になってくるのが、グローバルアクトクラブの存在。このクラブがどういう活動をして、文化祭ではどんな展示をしているのかわかりませんが、折木供恵とつながりがあるような気がしてならないんですよね〜。


更に言えば、折木供恵と関谷純も、双方とも古典部OBという以上の何かしら関係があるようにも。


そういえば、第15話の冒頭で折木供恵が奉太郎の為に作ってくれたという弁当は、なぜかエスニック風のものでした。何かの伏線になっているような気もしますが・・・。


ということで、現時点の自分の推測としては、折木供恵がグローバルアクトクラブの部員達を使って犯行を繰り返しているのではないかと。目的は、文集「氷菓」の実売数を増やすことで、例の事件を広く知らしめ風化させないこと。


で、印刷部数の手違いそのものにも、折木供恵が一枚噛んでいるようにさえ感じているのですが、さて。