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2012年9月21日金曜日

「氷菓」第7話 感想

「氷菓」の第7話「正体見たり」の感想です。といっても、ストーリー的に何か特別な感想があるというわけではありませんけれども・・・。

奉太郎たちが泊まった民宿の善名梨絵・嘉代の姉妹ですが、姉が豊崎愛生さんで、妹が小倉唯さんが声を担当・・・もし、妹の嘉代役を悠木碧さん(←「氷菓」では、江波倉子役などで出演)が担当していれば、「銀翼のファム」のあの二人っぽくて面白かったかも、などと勝手なことを思ってみたり w

小倉唯さんと(伊原摩耶花を演じる)茅野愛衣さんも、自分が観ていたアニメとしては「神様のメモ帳」で共演していたわけで、今回に限りませんが、この作品は凄い人がたくさん出演していることを改めて認識した次第。

ところで、千反田えるが兄弟姉妹について話す場面があります。

最初は、一日目に奉太郎と外湯に出かける途中。

  • える:じつはですね、きょうだいが欲しかったんです。姉か弟・・・。気のおけない相手がいつもそばにいるなんて、素敵だとは思いませんか?

そして、二日目の外湯からの帰り道。

  • える:私はきょうだいが欲しかったんです。尊敬できる姉か、可愛い弟が・・・。

どうして、兄や妹では駄目なのでしょうね〜 w

それはともかくとして、えるの立場で姉がいることを想像すれば、この善名梨絵・嘉代姉妹のケースを、えるに弟がいるとすれば、折木供恵・奉太郎という姉弟のケースに影響を受けて考えついた理想の組み合わせということなのかもしれません。

ちなみに、福部里志には妹がいるそうなのですが、えるの理想のきょうだいから兄や妹が外れている理由はここにあったりして w

2年進級後は総務委員会副委員長に就任している。また、妹が神山高校に進学している。
あれだけ広い屋敷に親子三人、ほかに同居している親類や仕事関係の人達がいるかもしれませんが、「気のおけない相手がいつもそばにいる」ことへのえるの憧れは相当なものなのでしょう。将来、「家」を継ぐということを考えた時の心細さも大きいはず。

千反田えるという人物について、少しずつ情報がわかってくるあたりも、なかなか臨場感があって面白いと思います。