北大は戦前から医学や人類学の研究目的で北海道や樺太(サハリン)、千島列島のアイヌ民族墓地から計1004体の頭骨を収集したとされる。北海道ウタリ協会(現北海道アイヌ協会)は82年に供養と返還を要請し、北大は84年、医学部の敷地に納骨堂を建てて遺骨を安置したが、返還は旭川市などの35体にとどまっている。
「遺骨は遺族の承諾なしに掘り起こされた」というのは、自分もおそらくそうだろうと思います。
学術目的なのかなんなのか知りませんが、人や生死に対する尊厳が感じられない行為を平然と行い、今でも遺骨の返還を行おうとしないのはどういう理由によるものなのでしょうかねぇ。
アイヌの人達に対するこうした大学の姿勢に対して、北大内部から疑問の声が挙がるということはないのでしょ〜か。