漁獲量も収入も減り、後継者も育たない・・・先細りが確実なのに改革が進まないのは、もちろん水産庁のやる気の無さもあるでしょうけれど、やはり、現状で十分な利益を得ている人達がいて、その人達が変わることを望んでいないからでしょう。
それと、同じ第一次産業ということであっても、水田を所有する農家を頂点とするヒエラルキーみたいなものがあるはずなので、政治家や役人にとって漁業関係者の意見は二の次、三の次といった扱いになっているのではないかとも思います。
時間が迫っているなかで、国や県といった大きな単位での改革はあてにならないでしょうし、地域ごとに実際に試行錯誤しつつ解決策を探すしかないのかも。