最後のほうに、城は地盤の安定した場所にしか建てられなかった、というような内容のレスがありますけれども、松本城なんて湿地に建てられたために明治期に天守が傾いていたわけで・・・。
天守の傾きの原因は、軟弱な地盤の上に天守の基礎工法として採用された天守台の中に埋めこまれた16本の支持柱の老朽化により建物の自重で沈み込んだことにあると見られている。
元々この地は深瀬・深志と呼ばれる沼地で、城の始まりは沼の畔の館である。
東日本大震災では、福島第一原発のほかに航空自衛隊の松島基地や陸上自衛隊の多賀城駐屯地でも津波により冠水するなどの被害が出たわけですから、国のレベルで選定した場所だからといって必ずしも災害に対して安全かというと・・・。