2020年1月30日木曜日

『クドリャフカの順番』読了


古典部シリーズの第3弾『クドリャフカの順番』(米澤穂信、角川文庫)を読み終わりました。

再読ですが、やはり面白かったですね〜。この本を読んだりアニメを見ているのに『いまさら翼といわれても』を未読の人がいるとしたら、それはあまりにもったいないというものです w

それはそうと、解明されていない最大の謎は、折木供恵がどうしてわざわざ『夕べには骸に』を持って現れたのかということでしょう。

ひょっとすると、原作者の安城春菜と折木供恵は繋がりがあるのかも。『愚者のエンドロール』で入須冬実と連絡をとっていたように。

十文字事件の犯人と同様に、安城春菜もまた『クドリャフカの順番』のことを気にしていていて、状況を調べてもらうことを折木供恵に頼んでいたというのはどうでしょ〜か w

古典部シリーズは折木供恵が都合よく登場することで成り立っている部分があるので、折木供恵の視点で描かれる話も期待したいところです。


この文庫もカバーが2枚重ねとなっています。1枚目のカバーの裏には、福部里志と神山高校の設定資料が印刷されています。