2021年3月27日土曜日

聖火ランナーより目立つスポンサー車両の「お祭り騒ぎ」

森の陰から「ズチャ、ズチャ、ズチャ」と大音量の音楽を響かせ、やってきたのは大型トラックだった。真っ赤に塗られた車体に「コカ・コーラ」の文字。リレーの最上位スポンサーだ。 

荷台部分の上部分にDJ(ディスクジョッキー)が乗り込み、マイクで叫んできた。「福島のみなさん1年待ちました」「踊って楽しみましょう」。DJはマスクはつけていない。 

ほかの最上位スポンサーであるトヨタ自動車、日本生命、NTTグループの「コンボイ」が続いてやってくる。「ゆず」や「EXILE」の曲をかけ、こちらはマスクを付けたDJが負けじと声を張り上げる。 




「新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)のさなか、聖火リレーは五輪の虚飾のため、公衆衛生を犠牲にする危険を冒している」とした。
ボイコフ氏は、聖火リレーの出発地に福島を選んだことは「この儀式の偽善や害悪、ばかばかしさを際立たせただけでなく、五輪に向けて突き進む日本の問題の縮図でもある」と主張。




選定にあたり、市はやまゆり園側の了承は得たが、事件被害者や家族、遺族の意向は確認していないと明かした。
やまゆり園を運営する社会福祉法人かながわ共同会は、ハフポスト日本版の取材に、被害者家族や遺族に連絡をとっていないと認めた。担当者は「指定管理者として、市や県の決定に協力していく立場」と説明している。