2022年12月17日土曜日

統一教会について語った飯星景子さん

父がカウンセリングの先生に会ってもらいたくて私に下を向いたまま「会ってもらいたい人がいるんだ」って言ったんですね。その時の顔があまりに弱々しく10歳も20歳も年老いたお爺さんに見えて、その顔を見た時に「あぁ私のせいでこんなに苦しんでいる」っていうのが身にしみて分かったんですね。今まで見たことがない父の姿を見た時に、私を覆っていたものがほどけたんだと思います。
色んな人に迷惑もかけ大騒ぎして、父もあんな顔になり家族にも迷惑をかけ、友人も散々心配させて、私ってこんなに馬鹿だったんだってことを何かこう認めるのが辛かったです。

記憶に補正がかかっているかもしれませんが、お父様の飯干晃一さんが景子さんの統一教会からの奪還を宣言し活動を始めた時の姿というのは、毅然とした態度と確固たる信念とともにどこか悲壮感も漂っていたような印象があります。