H3ロケット1号機、発射「失敗」https://t.co/WcsWUnVR7b
— 共同通信公式 (@kyodo_official) February 17, 2023
「H3」開発責任者でJAXAの岡田匡史プロジェクトマネージャは、17日午後オンラインで会見し、メインエンジンは正常に燃焼を始めたものの、その後、ロケット1段目の機体にあるシステムが異常を検知し補助ロケットに着火する信号が送られなかったため、打ち上げを中止したと述べました。
三菱重工業の宇宙事業部長などを務め、ロケット開発に詳しい淺田正一郎さんは、「液体燃料を使うメインエンジンには着火しているので、補助ロケットの点火に進む圧力や温度などの条件がそろわず、点火の信号が送られなかったと思われる。必要な条件がそろわなかったのか、条件を判断するために設定する値を誤っていたかのどちらかだと思う」と話していました。