2023年4月5日水曜日

「都道府県民歌」

最後になりますが、県民歌を研究している佐川教授によりますと、都道府県民歌を一番歌えるのは、おそらく秋田ではなく、長野だということでした。

長野県に問い合わせてみると、令和4年度の調査で、県民歌の「信濃の国」は県内の95.8%の小学校で歌う機会があるということです。


長野県の「信濃の国」以外に、県歌が親しまれている都道府県が存在するということに驚かされました w





「信濃の国」は、1899年(明治32年)に長野県師範学校教諭の浅井洌(きよし)が作詞、翌1900年(明治33年)に同校教諭の北村季晴(すえはる)が作曲しました。
昭和41年に県章やシンボルを決定した際、「信濃の国」を県民意識の高揚のために県歌に制定してはどうかという気運が盛り上がり、昭和43年5月20日に「信濃の国」が県歌として制定されました。こうして「長野県民のほとんどが歌える」と言われる県歌が誕生したのです。