2023年12月17日日曜日

錣山親方、死去

元関脇寺尾の錣山親方(本名・福薗好文)が17日、東京都内の病院で死去した。60歳だった。

長男の元十両鶴嶺山、福薗好政さんは20年3月28日に急性心不全のため60歳で死去、次男の元関脇・逆鉾で、もろ差しの名人として知られた福薗好昭さんは19年9月16日、すい臓がんなどの闘病の末、58歳で死去。

弟子らに見守られながら17日午後8時27分、息を引き取った。先月の九州場所も入院のため休場。部屋関係者は「約3カ月の入院で、体調は落ち着いてきていたのですが、心臓の不整脈で昨日(16日)の夕方に容体が急変しました」と無念そうな表情で説明した。

日本相撲協会は18日、元関脇・寺尾の錣山親方(本名・福薗好文=ふくぞの・よしふみ)が17日午後8時27分に、うっ血性心不全のため東京都内の病院で死去したと発表した。60歳だった。通夜は22日午後6時から、葬儀・告別式は23日午前10時から、東京都江東区の錣山部屋で営まれる。