2012年7月30日月曜日

「氷菓」第15話 覚え書き 2 漫画研究会

「氷菓」の第12話以降、原作では「クドリャフカの順番」に相当する話になってから、メインとなる盗難がらみの話と並行して、伊原摩耶花が所属する漫画研究会の様子が詳しく描かれるようになっています。第12話の「夕べには骸に」というサブタイトルも、漫画研究会に関係するものでしたし・・・。

今回の第15話になって、安城春菜という新しい名前が出てきました。「夕べには骸に」という漫画の作者の一人であり、すでに転校してしまったという彼女。漫研部長の湯浅尚子や河内亜也子との間に何かあった様子です。

で、ここで気になるのが、祭り上げられた後に落とされ傷つく者、姿を消す人物がそれぞれの話で必ずといっていいほどに存在しているということ。原作でいう「氷菓」の話なら関谷純、「愚者のエンドロール」なら本郷真由と折木奉太郎、そして・・・この「クドリャフカの順番」では、安城春菜がその役目を務めることになるのかもしれませんねぇ。

盗難事件もさることながら、

  • 漫画研究会〜「夕べには骸に」〜安城春菜
というライン、そして、そもそも関係があるのかどうかもわかりませんが、

  • カンヤ祭(KANYA FESTA)〜「クドリャフカの順番」〜関谷純
といった繋がり。さらには折木供恵がどう関係してくるのか、伊原摩耶花から受け取った鏡の行方等々、面白そうなことがいろいろと出てきました。