2013年7月31日水曜日

24時間残念営業さんの「たまゆら」評 1

なんていうんだろ、2期は特にそうですけども、このアニメ、ぽってという一人の女の子をパッケージングして、その過去から現在、未来を俯瞰して眺めてる感じがすごく強い。この「女の子という現象」みたいなのを俯瞰する視点には徹底して弱いです。

佐藤順一監督をはじめとして作り手側は、第2期は「娘萌え」を狙っているみたいですから、その術中にまんまとハマったみたいなところなのでしょ〜か w

「ぽって」というのは、主人公である沢渡楓という女の子のあだ名なのですが、自分の場合は「ぽって」というキャラに特に関心をもって「たまゆら」シリーズを観ているわけではないですね〜。

自分が多いに興味があるのは、写真(とカメラ)というものの魅力を映像のプロ達がどう扱うかという点。もちろん、ストーリーその他にも注目していますけれども。

実在の街をロケハンし、アニメの舞台として活かしていくわけですから、プロがどんな風景をどのように切り取り、どう使うかというのを観るのはものすごく面白いです。そして、アニメの中でキャラクターを通して表現される、プロが写真に込める想いや考えかたですね〜。

そういう意味で、たびたび書いていますけれども、第1期「たまゆら〜hitotose〜」の第8話「かわらない人かわりゆく時、なので」という話は特に好きだったりします。

まぁ、キャラクターで好きなのは、麻音とプロカメラマンである志保美さんでしょ〜か。麻音の口笛については、「たまゆら〜hitotose〜」の第6話のBパート「そしてある日のこと、なので」(←この回は2話構成)を観て以来、許せるようになりました w

「たまゆら」シリーズの聖地巡礼を兼ねて広島県竹原市と大崎下島(広島県呉市)を訪れた時の写真はこちら。




追記