2020年11月2日月曜日

仏教の修行

仏教が説くもっとも根本的な真理は、外的要因によって幸不幸は決まらないということ。 

老病死をはじめとした「避けることのできない苦」の克服としてブッダが辿り着いた答えは、「避けようとするから苦になる」という至極単純なものでした。 

執着を捨てて生きるのは決して易しくはありません。だから仏教は修行の宗教なんですね。執着を捨てて生きていくことが仏教における修行の基本であり、そのように生きることで「避けることのできない苦」を避けることなく、苦と共存することで安楽に生きることができることを説いたのでした。