転落事故は踊っていた染五郎が誤って足を踏み外したのが原因とみられることが分かった。松本幸四郎事務所などが明らかにした。事故が起きたのは、共演者がセリ(昇降装置)から退場した後。セリが下がったままの状態になっており、染五郎も自身の後方に大きな“穴”が開いていることは認識していたという。
本当でしょうかね〜。舞台上で踊りが続いているわけですから、セリを下げたままにしておく必然性は無いわけでしょう。
まぁ、仮にこの話が本当だとして、3mも下にセリが降りた状態が続くという演出というか段取りを考えた人は、転落の可能性を考えていなかったということになりますよねぇ。もし考えていれば、万が一に備えて下がっているセリにマットを載せておくことくらいの指示は、奈落にいるスタッフにしているハズですし。
舞台の世界というのは、旧態依然とした安全認識がまかり通っているということなのでしょ〜か。
ちなみに当初の報道では、セリは「(本来なら)上がっていたはず」ということになっています。