2012年8月29日水曜日

正規教員になるには大学院修了が必須に?

文科省は今後、カリキュラムや取得条件などの具体的な制度設計に着手し、受け皿となる教職大学院の拡充を推進する方針。ただ、現状では修了しても教員採用で優遇されないなどメリットが薄いため定員割れの教職大学院も多く、実現には課題が残されている。

教員の資質向上を目的とした改正案ではなくて、単に教職大学院に学生を半ば強制的に進学させることを狙った小賢しい案のようにしか思えないのですが。

日本は教育が唯一の財産・資源といっても良いのですから(←自然を活かすも殺すも教育次第ですからね〜)、教育の質の向上をどうはかるかということだけは絶対に真剣に取り組むべきでしょう。

教員の質の向上を目指すのであれば、こんなことをするよりも、まずは大学や大学院を卒業してすぐに義務教育の現場に入るというルートを無くして、少なくとも3年くらいは教育とは直接関係の無い世界でいろいろな体験をしてくるということを課したほうが良いと思いますねぇ・・・というようなことを、そういえば以前にも書いていました w