2012年12月3日月曜日

笹子トンネルのアンカーボルト

つり金具は上部CT鋼と呼ばれる金属の板を使ってトンネルに取り付けられていて、直径が16ミリ、長さが23センチあるアンカーボルトと呼ばれるボルトがトンネル天井のコンクリートに13センチの深さまではめ込まれる設計になっています。

重さがt単位の天井板を吊るすにしては、ボルトが細く短いうえに、埋め込まれているのが13cmというのも浅いような気がしますけれども・・・手抜き点検に加えて、設計上のミスや施工ミス、アンカーボルトやコンクリートの品質不良の可能性もあるのかもしれませんねぇ。問題が無ければ落下しないわけですから。

これらのボルトは、開通以来交換した記録がないそうです。




追記

コンクリートの劣化が原因という話も。